株式会社環境科学では、RPF(固形燃料化)施設の稼動を開始しました。
今まで、焼却・埋立処分されていた紙ごみ・プラスチックごみを固形燃料として製造販売します。 販売したRPF(固形燃料)は、製紙会社のボイラー燃料となり、これにより地球温暖化防止の為の二酸化炭素削減に役立ち、 地球環境の保全に大きく貢献します。
「RPF」とはRefusePaper&PlasticFuelの略であり、
主に廃棄物のうち、マテリアルリサイクルが困難な古紙及びプラスチックを原料とした高カロリーの固形燃料です。 製造したRPFは、石炭やコークス等、化石燃料の代替として、大手製紙会社、鉄鋼会社、石灰会社等多くの産業で利用します。 ◎ハンドリング性が良いRPFは固形で密度が高いため、コークス、微粉炭等と同等の利便性を持ち、貯蔵特性にも優れています。◎品質が安定選別された廃棄物(分別基準適合物)を原料として使用しているため、品質が安定しています。◎熱量のコントロールが可能ボイラー等のスペックに応じ、古紙と廃プラスチックの配合比率を変えるだけで容易に熱量の変更が可能です。◎ボイラー等燃焼炉における排ガス対策が容易品質が安定し、不純物混入が少ないため、塩素ガス発生によるボイラー腐食やダイオキシン発生がほとんどありません。硫黄ガスの発生も少なく、排ガス処理が容易です。 ◎他燃料に比較して経済性がある現状で石炭の1/3〜1/2という低価格化石燃料や将来負担するであろう排出権購入の費用を削減できます。灰化率が石炭に比べ1/3以下となる為、灰処理費が削減可能です。
RPFの製造は、廃プラスチックを非塩素系と塩素系に選別することから始まります。
取引先のみなさまから分別排出の協力をいただき、 さらに自社の徹底した選別によって最終チェックしています。 原料となる廃プラスチック、紙くず、木くずは破砕処理後、減容・成形加工し、サイズや形状を選別します。 施設内部 |